ヨーグルトメーカーは要らない。ダンボールで出来る自家製ヨーグルト~夏休みの自由研究にも◎

Food

毎日、容赦ない太陽がサンサンと降り注いでいますが、そんな夏だからこそ簡単に出来るのがヨーグルト。ダンボールをヨーグルトメーカー替わりにして、直射日光を遮りつつ太陽の熱を利用します。市販のヨーグルトを大さじ1杯くらい残しておいて、手軽に増やしておいしくお得に食べよう。夏休みの自由研究テーマにも「発酵食品」。いいんじゃない?。

※この記事にはプロモーションが含まれます。

用意するもの

ヨーグルトの材料
材料と道具。最近の食品用温度計はデジタルが主流ですか?

材料

  • 牛乳:400cc
     →成分無調整、乳脂肪多めのおいしい牛乳の方がベター。
  • ヨーグルト:大さじ1(もっと多めだと早く出来上がります。口をつけた食べ残しはNG!)
     →種菌ではなく市販のヨーグルトを使ってください。プレーンヨーグルトがおススメですが、基本的に 乳酸菌が入っていればなんでもOKなのです。でも出来上がりはプレーンになります。
  • 砂糖:大さじ1(砂糖の種類はなんでも。)
     →これは乳酸菌のエサ。出来上がったヨーグルトは甘くなりません。

道具

  • 500㏄くらい入るガラス瓶(蓋つき)
  • 料理用温度計(※あれば)
  • ダンボール箱(ガラス瓶が立てて入る大きさ) 

※ガラス瓶やスプーンなどは乾いた清潔なものを使いましょう。熱湯消毒してからよく乾かしたものを使うと安心です。

作り方

1.鍋に牛乳を入れ砂糖を加えてよくかき混ぜてながら火にかけ、40~45℃くらいになるまで温めます。(ヨーグルトを加えたときと瓶にうつしたとき温度が下がることを考慮)。耐熱ボウルに材料を入れ、レンジにかけるやり方でもOK。
温度計が無かったら、鍋の外側を触ってみて『熱めのお風呂のお湯?』くらいで大丈夫です。
※くれぐれも50℃を超えないように。乳酸菌が死んでしまいます。。

2.鍋を火からおろし、ヨーグルトを入れてよくかき混ぜます。

3.ガラス瓶に2を注ぎ蓋をしめて、ダンボール箱にセット。ダンボールの上部もテープで止めると安心です。

4.ベランダのテーブルなど、安定した場所に設置しましょう。直射日光が当たる場所でも、日が当たらなくてもクソ暑い場所(!)ならどこでもOKです。
ちなみに10:00~13:00、日陰の気温が35℃の猛暑日に直射に日光が当たる場所でもダンボールの中は38℃でした。

5.4~5時間放置。途中取り出して中身をチェックし、固まっていたら完成です。

6.室内に取り込んでしばらく置き、ガラス瓶の外側が室温になったら、冷蔵庫へ。

7.冷えたら食べごろです。自家製ヨーグルトはまろやかでミルキー。そのままでとても美味しいですが、お好みのフルーツやはちみつを添えてどうぞ。

自家製ヨーグルトできあがり。うまい。

注意事項

乳酸菌が活発に活動する環境は、他の雑菌も繁殖しやすい環境です。衛生状態によっては、良い結果を生まないことになりますので、お気をつけください。
また、この方法は私がずっと何度も行ってきた方法で失敗したことはないですが、あくまで自己流です。その点をご理解のうえ、試されることをおすすめします。

まとめ

私は、真夏に限らず冬以外で日差しがある時は、いつもこのやり方でヨーグルトを作っています。このレシピではガラス瓶で作っていますが、市販のポピュラーな400gプラスティック容器入りの時は、その容器に必要な分量のヨーグルトを残して温めた牛乳を注いでかき混ぜ、そのまま発酵に使ったりしています。かなり手抜きなやり方ですが手軽だし、乳酸菌を残さず使える感じが気に入ってます。

とはいえ、やっぱりヨーグルトメーカーで作りたい!っていう方に。
1971年に初めてヨーグルトメーカーを作った日本メーカーだそうです。ダンボールのヨーグルトメーカーを使っている私でも興味津々です。

タイトルとURLをコピーしました