はじめに
今年の夏もほんとに暑い。。いったいいつまで暑いんだ!。。エアコンを効率よく使用するために、扇風機やサーキュレータの併用はもはや常識になっていますね。
SoraUmiは今年1台追加しました。選ぶ際に重視したのは、消費電力と稼働音。結局今までと同じDCモータータイプの扇風機を選んだのですが、以前はACタイプより高価なイメージだったDCタイプがずいぶん低価格でコスパが良くなっているのを実感しました。
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種類別比較表
種類 | メリット | デメリット | 向いている場所・用途 | 価格帯の目安 |
---|---|---|---|---|
ACモーター | ・構造シンプルで壊れにくい ・長年の実績あり ・製造コスト安く価格も安い | ・風量調整が粗い(強・中・弱程度) ・音が大きめ ・消費電力高め | 作業場、倉庫、予算重視 | 安価(最も手頃) |
DCモーター | ・静音で自然な風 ・微風調整が可能 ・省エネ ・リモコン操作可能 | ・以前は高価 ・電子部品依存で故障時は修理がやや難しい | 寝室、リビング、快適さ重視 | 中価格~ |
ハイエンドDC(羽根なし・多機能) | ・デザイン性高い ・安全(羽根なし) ・空気清浄やヒーター機能と一体化しやすい | ・値段高め ・風の質は従来型と異なる ・音は小型タービンでやや大きめの場合あり | デザイン重視、安全重視、IoT連携したい人 | 高価格 |
今回SoraUmiが買った扇風機はこちら。日本のメーカーでないことに懸念がありましたが、この金額でこのクオリティのものが手に入るならOKだと思います。組み立ては簡単だし、軽いしとにかく静か。見た目もアイボリー寄りですっきりおしゃれ。
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DC・AC事情
ここ数年でDCモーターのコストが一気に下がってきていて、以前みたいに「DCは高級機、ACは廉価機」という単純な図式じゃなくなってます。
最近の流れ
- DCモーター自体の価格が下落
→ 部品の大量生産化と汎用化でコストが下がった。 - 家電メーカーのラインナップ
→ 以前は「ハイエンドだけDC」だったけど、今はエントリーモデルにも普通に採用。 - ACモーターとの差額が縮小
→ SoraUmiが買ったみたいに「え?この値段でDC?」ってなるモデルも増えている。
結果どうなるか?
- 家庭用扇風機の市場では、ACはもはや「最安・業務用」くらいしか役割が残らない。
- 多機能じゃなくても、“静かで省エネ”という最低限の価値をDCで提供できるようになってきている。
- つまり、ACの「安さ」という強みが、だんだん通用しなくなってきている。
これは、冷蔵庫やエアコンの「インバーター(DC制御)化」と同じ道筋ですね。
いずれ「家庭用扇風機はほぼDC」っていう時代が当たり前になる気がします。
サーキュレータのこと
基本的にはACモーター寄り
理由は簡単で、サーキュレータは「強風で空気を遠くまで動かす」ことが目的だからです。
- ACモーターは強力で耐久性があるので、長時間・高速回転に向いている。
- DCでも最近は強風タイプがありますが、ACの「ガンガン回す」能力にはまだ追いつかない場合もある。
DCモーターのサーキュレータ
- 運転モードに自然風に近い「リズム風」や「おやすみ風」などの運転モードを搭載したモデルなら音が気にならない。
- でも、レベルを上げて強風にするとやっぱり音が大きくなる。
→ 羽根のサイズや形状・風量の物理的限界によるもの。
まとめ
結論としては、
- 家庭用なら「静かで快適なDC」がコスパ的におすすめ
- ハイエンドDCは利便性や見た目重視の人向け
- ACは「とにかく安い・頑丈・単純構造」でニッチ用途向け
- ガンガン遠くまで空気を送りたいならACサーキュレータ
という棲み分けでしょうか。
名前が素敵ですね。「カモメファン」
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